国立大病院、15年度に累積赤字1438億円(読売新聞)

 国立大学付属病院長会議が、全国42国立大学付属病院全体で2015年度の累積赤字額が約1438億円に達するとの試算をまとめていたことが4日、分かった。

 累積赤字額は08年度の11倍強に相当する。

 民間病院に比べて医療機器の老朽化が著しく、購入の必要や、病棟建設に伴う長期借入金の返済などで支出がかさむため。

 同会議によると、各国立大学病院の決算をまとめたところ、08年度単年度では約52億9000万円の赤字で、累積赤字額は約129億円に上った。赤字の主な原因は国からの運営費交付金の削減としており、試算では、今後も削減が続くとして、15年度までの収支状況を分析した。

 その結果、15年度は07年度比で病院収入は14%の増収が想定されるが、交付金を含めた収入は約1155億円(07年度比156億円減)と伸びず、一方で、長期借入金の返済や、リース料を除いた医療機器の取得などに計約1351億円かかる見込み。毎年度150億〜240億円の赤字が膨らむ結果、14年度分までをあわせると累積赤字額は約1438億円になるとしている。

 同会議関係者は「新年度予算案では病院運営費交付金の増額方針が示されており、今後、状況が少しでも緩和されることに期待したい」としている。

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